庭をめぐる家
高台に計画したこの住宅は、既存の庭に残された木々や周辺の緑、遠くへ抜ける景色を暮らしの中に取り込むことをコンセプトとしました。
家の中を移動するたびに異なる庭の風景を楽しめるよう、居間や個室、浴室などの窓は、庭の木々やその先に広がる借景を切り取るように配置しています。室内では、木枠で縁取られた大きな開口によって居間・食堂・台所を緩やかにつなぎ、視線が隣の空間から庭、さらにその先の景色へと抜けることで、空間に奥行きと広がりを生み出しました。
また、現しの梁や勾配天井等、素材や設えを空間ごとに変えることで、それぞれの居場所に温かみと変化を与えています。
庭や周囲の景色とのつながりを家の各所につくることで、どこにいても自然を身近に感じられる住まいとしています。
date
竣工 2026年7月
建設地 千葉県船橋市
用途 一戸建ての住宅
構造 木造2階建て
延べ床面積 122㎡
建築面積 80㎡


























