桜を望む家
川崎で計画していた住宅です。
工務店依頼案件でローコストながらも、敷地の特性を生かし、道路側に壁で囲われた大きなルーフバルコニーを設置することで、道路前面の公園からの視線を遮り、プライバシーに配慮しました。
また、必要に応じてルーフバルコニーを囲んでいる屋根や壁に開口を空けることで、日当たり、風通しの良い空間を実現しています。
その開口を通して、ダイニングからは公園に咲いている桜の木を眺めることができます。
内部は樺桜のフローリングにシナ合板を合わせて、白を基調とした落ち着きのある空間にまとめました。
パントリーの入口には以前の住宅で使用していた古建具を再利用しています。
date
竣工 2022年9月
建設地 神奈川県川崎市
用途 一戸建ての住宅
構造 木造2階建て
延べ床面積 83㎡
建築面積 50㎡